平成27年度携帯電話・インターネット利用に関する実態調査について

平成27年携帯電話・インターネット実態調査集計結果


1 携帯電話所持率について
 平成25年度から3年間アンケートを実施し次のような結果が得られた。
平成25年度  平成26年度  平成27年度
小学校5.6年   25.8%     34.4%     38.8%
中学校      43.9%     47.4%     47.7%
 小学校,中学校とも所持率は年々上がっている。特に小学校では3年間で13%も増加をしている。小学校では安全面を考慮して保護者がキッズ携帯を持たせる傾向が見られるがスマートフォンを所持する割合も増えている。中学校はわずかながら増えてきており,50%に迫る状況である。また,中学校3年生の携帯電話の所持者の中で80%以上がスマートフォンを所持している。

2 利用するサービスについて
 無料携帯アプリ「LINE」の利用が53.1%と高い割合となっている。また,「LINE」を含めSNS(ソーシャルネットワークサービス)の利用率も昨年度と比べると2倍に増えている。ツイッターは匿名性が高く,不特定多数の人とつながりを持つ可能性がある。一方「LINE」も見ず知らずの人とつながったり,人間関係のトラブルに巻き込まれたりする危険性を持っている。ネット上で知り合った人と実際に会ったことがある小学校では37名の児童,中学校では106名の生徒が該当する。早急に,SNSの危険性と回避の仕方など専門家を講師としたネット関係の研修会を児童・生徒,保護者にも定期的に実施してインターネットの安全な使い方について啓発する必要がある。

3 インターネットに接続する機器について
 スマートフォンの利用が最も多く,2番目にゲーム機が挙げられる。小学生の利用が多く見られる。Wi-Fiを経由してインターネットに接続できるため,自宅で活用する以外,フリースポットのあるコンビニエンスストアーやファーストフード店でも利用が可能である。インターネット利用の危険性について知識が乏しい小学生が使用することによって情報漏えい,アプリケーションを使用するに上での課金など様々な問題が考えられる。

4 日常生活への影響
 「勉強をする気にならない。」「きちんと睡眠をとることができない。」「インターネット使用をやめられない。」など学習意欲の低下,睡眠障害など身体的な影響も出ている。また,インターネットへの依存性も見られる。インターネットを使用する上で,家庭でのルールづくりとその実践が求められる。

5 インターネットの活用について
 インターネットの利用率は87.2%になり,一般家庭でもインターネットを利用できる環境が整ってきている。学校の教育現場でもインターネットを活用する場面が増えており,インターネットでの検索やコンピュータの操作,タブレットの活用など学習活動でも役立っている点もある。インターネットも上手に使えば,学習や生活の中で多いに生かすことができる。

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