地域自慢
身近なお祭りの秘密
私たちの地域に伝わる祭りについて知りたいと思い、地域の方にインタビューをして調べました。
稲田地区には、次の3つの祭りがあります。 これらの祭りが始まったのは1000年以上前のことで、その頃は御神輿をかついでいなかったそうです。
春 | 祈年祭 2月19日 五穀豊穣を願う祭り |
---|---|
夏 | 祇園祭 7月29・30日 不浄を払うための祭り |
秋 | 例大祭 11月17日 米の収穫を感謝する祭り |
特に祇園祭について色々知りたいことがあったので、調べてみました。
祇園祭Q&A
Q1 いつ誰が始めたの?
A 1635年に大名が始めた。
Q2 なんのために始めたの?
A 流行病を退散させるため
祇園祭は、もともと京都三大祭りの一つだった。祇園祭の信仰は1200年前に始まる。祇園祭の祇園とは、祇園精舎のことである。祇園精舎とは、釈迦が説法をするために作った建物のことで、それを京都の山のふもとに作った。
昔は流行病の原因がたたりだと考えられていた。そこで、流行病を払うため牛頭天王の神輿を作り、祭りを行い厄払いをした。
笠間城下での祇園祭は、1635年に長左衛門が牛頭天王の神輿を作ったことから始まる。
1665年には、京都で神輿を買い求め、約40日かけて若者たちがかついで運び、祇園祭で人々に披露した。
Q3 どうして牛頭天王というの?
A 7歳のとき、身長が2mで顔が牛のようで、頭には角があったといわれているから
Q4 ある地域で、榊を100軒に配るのはなぜ?
A 榊の木には神様が降りると言われているから。神輿にも榊があるが、これも神様を降ろすため。
Q5 7月30日に人がトラックにのって稲田の地域全体を回るのはなぜ?
A 病気にかからないように厄払いをするため
Q6 トラックがなかったころは、どうやって町を回ったの?
A 道具をかついで歩いて回った。神主は、馬に乗って回った。その列の様子は、大名行列に似ていたという。