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保健室

放射線の事故に備えて

東北関東大震災の影響で、放射線の被ばくが心配されています。万が一の事故に備えて、みなさんも最低限の防護策を身につけましょう。

こんな状況の中ですが、心を強くもって、一人ひとりが頑張っていきましょう。

 

事故が起きたときは?   「中学生のための原子力ブック」より

万が一の事故に備えて、私たちはふだんからどんなことに注意しておけばよいのでしょうか?

まず事故の正確な情報を入手する

もし、原子力施設において緊急事態が起これば、県や市町村などがあらゆる広報手段を使って必要な情報をすみやかにお知らせします。これらの情報にもとづき、次のようなことに注意し、冷静、沈着に行動してください。

  • すぐにラジオ・テレビのスイッチを入れ、正確な情報をつかみましょう。
  • 自分勝手な行動をとらず、次の情報が出るまで屋内で待機しましょう。
  • デマにまどわされないようにしましょう。
  • 防災活動の妨げになるので電話による問い合わせは控えましょう。
  • お隣さんと情報の確認をしましょう。

屋内に退避する場合

屋内退避の指示が出たときは、自宅などの屋内に入り、ドアや窓を全部閉めてください。家の中にいれば、放射線を受ける量が少なくてすみます。また、屋内では、次のような注意事項を守って、放射性物質による汚染の防止に努めてください。

  • ドアや窓を全部閉めましょう。
  • 換気扇など他の空気の出入口も閉じます。
  • エアコンが外気を導入するタイプの場合はエアコンを止めましょう。
  • 外から帰ってきた人は顔や手を洗い、衣服を着替えましょう(着替えた服はビニール袋に保管しましょう)。
  • 広報車、ラジオ、テレビなどの新しい情報を持ちましょう。

※ 屋内での簡単な被ばくの防ぎ方
  マスクをしたり、タオルやハンカチなど水にぬらして固くしぼり、口や鼻をおおうと、放射性物質の吸い込みによる内部被ばくを防ぐのに効果があります。

避難する場合

コンクリート屋内退避、または避難所の指示が出たときは、コンクリート屋内退避所、または避難のための集合場所などを確認し、落ち着いて行動してください。

  • 電気器具のコンセントを抜き、ガスの元栓などを閉めましょう。
  • 隣近所に声をかけ、助け合いながら避難しましょう。
  • 窓やドアの鍵をかけましょう。
  • 持ち物は最小限にし、貴重品は忘れないようにしましょう。
  • 自家用車は使わないようにしましょう。コンクリート屋内退避所や避難のための集合場所へは徒歩でいきましょう。
  • 避難するときの格好:帽子、ゴーグル、防塵マスク(または濡れタオル)、フードつきレインコート、長ズボン、長ぐつ

さらに詳しい内容は茨城県 原子力ハンドブック(茨城県ホームページ)をみてください。