大原小学校ホームページ

　サマースクールならではの学習を各学年とも工夫しながら行っています。
　６年生では、学年をあげて、笠間市の偉人、小野友五郎にまつわる新聞づくりを行っていました。
　小野友五郎は、幕末から明治時代にかけての日本の数学者であり、財務官僚であった笠間藩士です。数学教育や製塩技法改良にも情熱を傾けた笠間市民の大先輩でもあります。子供たちは、いったいどんな記事をどんなレイアウトで書くのでしょうか。今から完成が楽しみです。

　本日は夏休み初日。とは言っても午前中は授業を実施します。
夏休みならではの学習ということで、5・６年では早速、外部講師を招聘した読み聞かせを行いました。
　「オリーブの会」の方3人の方が、水戸在住の被爆者の実話をもとに、戦争の様子や被曝体験、そして平和の尊さを紙芝居形式で読み聞かせいただきました。その内容に、子供たちは真剣に、身を乗り出しながら聞き入っていました。当たり前のある平和は、先人が築いてきたものです。それを引き継ぎ、誰一人取り残すことなく、自分らしい生き方を、戦争なしにしていく必要性を実感した様子でした。

　短い時間ながらも夏休み前の昼休みのひとときを過ごす大原っ子。
事務補助員の先生が用意したミストに大はしゃぎ。
「ひんやりして気持ちいいな。」、「涼しい。」などの歓喜の声が聞こえてきました。
　明日から夏休み。有意義で安全・安心な毎日を過ごしてほしいです。