教育長あいさつ
就任あいさつ
令和3年4月1日
笠間市教育委員会教育長 小沼 公道
4月1日付けで,歴史と伝統のある笠間市の教育長を拝命いたしました小沼公道でございます。浅学菲才ではございますが,学校教育22年,社会教育行政18年の経験を活かし,本市の児童生徒の学びの保証,豊かな人間性の育成に精一杯取り組んでまいります。
さて近年,核家族化が進み,子どもたちを取り巻く環境が大きく変わりました。特に,人間関係の希薄化は孤立した子育ての状況をつくり,多くの課題を生み出しております。こうした課題に,学校・家庭・地域社会の連携を強化し,教職員が一丸となって生き生きとした教育活動を展開することが大切となります。
私は,本年度の基本テーマを「児童生徒,教職員,保護者,地域が喜びを感じる学校を目指す~夢と希望が広がる学校づくり~」と設定し,
- 子どもたちが「勉強がよく分かり,友だちと遊ぶのが楽しい」と思える学校をつくる。
・「学び・遊び・体験」がいっぱいの学校をつくる
・きめ細かな学習指導と生活指導の徹底で,夢と希望を与える - 保護者が「自分の子どもをこの学校に通わせてよかった」と思える学校をつくる。
・多くの職員の目と心で,一人ひとりを丁寧に育てる - 職員が「やりがいがある。良い仕事ができた」と誇れる学校をつくる。
・一人ひとりの教師が,個性を生かし協働する
・自己研修と共同研究を大切にする
を,具体的目標として掲げ,児童生徒一人ひとりが楽しく学び,確かな学力を身に付けさせることに取り組んでまいります。
また,地域とともにある学校づくりを目指し,学校・家庭・地域社会との更なる連携を図り,
- あいさつができ,人の話が聞ける児童生徒の育成
・元気のよいあいさつ,心で聴く - 夢と希望を持ち,真剣に学習に取り組む児童生徒の育成
・的確な目標設定,好きな学習から集中して取り組む - 学べる環境づくりに取り組む児童生徒の育成
・清掃活動徹底(この場所は譲れない気持ち)
の3つを,児童生徒のあるべき姿として目標に掲げ,教職員と一丸となって豊かな心の育成に努め,笠間市の未来を担う子どもたちの育成に取り組んでまいります。
- 2021年11月25日
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