友中資料室
友部中学校をかすめる「大沢」
「谷」や「沢」を感じて
友部は鉄道の開通と「宍戸駅」や「友部駅」とともに発展したまちです。では、鉄道が通る前はどのような地域だったのでしょう。 地形は等高線を読み取ることでもわかりますが、何より川、池、田などに色を着けてみることでつかみやすくなります。水の流れがわかるからです。そうすると、友部中学校の北東側の角をかすめて、大きな谷が入り込んでいるのがわかります。このあたりの旧地名は「大沢」。まさに「沢」です。明治の地形図では友部中の角をかすめるように北に延びていることがわかりますが、現代の地形図では住宅地になっているのでわかりづらいです。 |
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2009(H21)年 国土地理院発行地形図(着色)
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1889(明治22)年の水戸線開通よりも前の地形図(着色) 現在鉄道が通っている場所を黄色で示した |
しかし、実際にこの場所に立ってみると、昔ボーリング場があった場所から線路方向に向かって、やはり谷地形が感じられます。 市役所から友部中に向かう道路も、市役所側から一度下がってまた友部中に向かって登り坂になっているのが感じられます。 友部中は、どの方位からアプローチしても登り坂となります。それだけ友部中が高い土地にあるということですね。 |
今後の予定
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