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中学校異文化交流研修(ブリティッシュヒルズ研修)

令和3年度より、市内中学校・義務教育学校に在籍する中学生を対象に「中学生異文化交流研修」を実施いたしました。福島県にある語学研修施設「ブリティッシュヒルズ」で2泊3日の研修に、24名の生徒が参加しました。ブリティッシュヒルズでは建物や食事などもイギリス式となっており、すべての活動が英語で行われました。新型コロナウイルスの影響で、催行を懸念されましたが、事前に参加者全員のPCR抗原検査を行い陰性を確認し、実施することができました。

授業では12人の少人数2グループに分かれ、1人ひとりが英語で発言する機会がありました。今回は「英語によるやり取り」「表現力の向上や手法」「他国の文化理解」に重点を置いたレッスンを行い、お互いにアイデアを出し合った実験にもチャレンジし、他校の生徒とも交流を深めました。はじめは緊張をして英語を話すことを躊躇していた生徒も、日を追うごとに自ら積極的にスタッフに話しかける姿が何度も見受けられました。また、スピーチのレッスンでは事前に準備した原稿をもとに、生徒同士で改善点を指摘しあい、何度も練習を重ね、最終日には堂々と自分の考えや意見を生徒の前で発表することができました。自由時間は、施設内を散策したり、ジムで卓球やバトミントンをしたり、各自好きなことをして過ごしており、授業以外の時間も十分に満喫できたようでした。最後に、参加した生徒からの感想を抜粋してご紹介いたします。


「新しい単語や言い方、他の国の文化も知ることができた。間違いを恐れて話さないより、間違ってもいいから話すことが大切だと学んだ。」「研修で学んだスピーチスキルや、チャレンジする大切さを日常生活や学校の授業で活かしていきたい。」 (中3 I. A.)

「元々、人の前に出て活動すること自体、あまり得意ではなかったのですが、たくさん練習したり、コツを知ったり、友達と確認し合ったりして、本番に臨むことができました。」「先生からのアドバイスで、スピーチに自信を持てるようになったので、感謝の気持ちでいっぱいです。授業で学んだことを生かせるように学校でも自信を持っていきたいです。」 (中3 I.M.)

「今までは、英語は”将来必要だから学ばなくてはいけない”と思って英語を勉強していました。ですが、今回の研修を通して、それは違うと感じました。英語は私の将来ではなく、今の私に必要、そう思いました。英語を通して人と関わることが、今の私には必要でした。」「コミュニケーションをすることによって、英語を通して世界の人と繋がったことがとても心に残っています。」 (中2 I.H.)