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2022年度 中学生異文化体験事業

令和4年8月17日、市内中学校・義務教育学校に在籍する中学生を対象に「中学生異文化交流研修」を実施いたしました。コロナ禍において催行が懸念されましたが、コロナ感染症対策を行いながら実行することができました。今年度は、東京都にある語学研修施設「TOKYO GLOBAL GATEWAY」での活動に15名の生徒が参加しました。「TOKYO GLOBAL GATEWAY」は、東京都教育委員会と株式会社TOKYO GLOBAL GATEWAYによる体験型英語学習施設です。プログラムはすべて英語で行われ、生徒たちは英語のみの環境で1日を過ごしました。

参加したプログラムでは2グループに分かれ、「他国・多文化理解」「病院やホテル、飲食店など場面ごとの会話」「英語でのプレゼンテーション」をネイティブの講師たちと会話をしながら学び、実践しました。はじめは発言が少なかった生徒も、アクティビティを通して積極的に英語で自分たちの考えや希望を伝えたり、ネイティブ講師に質問をしたりと、楽しく学んでいることがうかがえました。特に英語でのプレゼンテーションでは限られた時間の中でアイデアを出し合い、練習をしたことで生徒同士の交流も深めることができました。最後に、参加した生徒からの感想を抜粋してご紹介いたします。


「今回の研修を通して、英語で話すということに本当に自分に自信がついたと実感しました。最初は不安と心配がありましたが、グループで協力したり、エージェントの方々が優しく楽しく分かりやすく教えて下さったので、本当に楽しく英語を話すことができました。また、クリニックに行って医者に症状を伝えるシチュエーションではわからない単語が多くて困ってしまいましたが、友達に教えてもらったりしたのでミスなく伝えることができて嬉しかったです。将来もっと英語が喋れるようになって外国人の方々とコミュニケーションをとりたいです。」(中2 Y.M.)

「去年のブリティッシュヒルズよりは、授業も難しくレベルも高かったです。単語も難しく、そもそものシチュエーションも難易度が高かったと感じました。しかし、やっている間に慣れてどんどん簡単になっていくのも感じました。そして、英会話は学校ではあまりやらないので、この一回だけでもかなり力がついたと思います。初めて会う友達と刺激しあって協力しあいとても楽しかったです。」(中3 H. M.)

「私はあまり話すのは得意ではなかったので、伝わらなかったらどうしようという不安もありましたが、この機会を通して、話すことにとても自信がつきました。また、足りない部分もまだまだあったので、さらに勉強したいです。」(中3 S.Y.)