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茨城をたべよう 5月の食材「にら」

 にらは、3000年以上も長い歴史をもつ野菜です。東アジア原産であり、中国・インド・ベトナムなどで紀元前から栽培されていました。日本には、弥生時代に中国から伝わりました。日本最古の歴史書である「古事記」や平安時代の「万葉集」にも記載があり、薬草として古くから利用されてきました。野菜として全国各地で広く栽培されるようになったのは、戦後からです。
 にら特有の強い香りであるアリシン(硫化アリル)は、ビタミンB₁の吸収をうながす働きがあるため、ビタミンB₁を豊富に含む豚肉や豆腐などと一緒に食べると良いです。さらに、根元の白い部分は、歯ごたえが良く、アリシンが葉先の約4倍も含まれています。
 にらは、主に県央地区で作られています。1年中栽培されていますが、4月から10月にかけて特に出荷量が多くなります。
 県内でも特に栽培が盛んな小美玉市では、ハウスなどの施設で栽培されており、肉厚で、葉幅が広く、食べ応えがあることが特徴です。そのなかでも厳選し、品質に優れたものを「美野里緑王(みのりりょくおう)」として出荷しています。
 今月は、茨城をたべよう献立として、岩間地区は5月15日(月)に、笠間地区は5月25日(木)に、友部地区は5月31日(水)に、ご飯・牛乳・鶏肉のねぎソースがけ・にらともやしの和え物・豆乳味噌汁を提供。子どもたちは、おいしく食べました。
 この機会に、にらたま汁を作ってみてはいかがでしょうか?
【材料・4人分】
にら40g(2センチメートル幅に切る)・もやし150gよく洗う・人参10g千切り・ごま油2g(小さじ1/2)・醤油10g(大さじ2/3)・上白糖4g(小さじ1)
【作り方】
(1)野菜はそれぞれ茹でて、冷ましておく。(2)調味料を合わせてタレをつくる。(3)(1)と(2)を混ぜ合わせる。
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