茨城をたべよう 7月の食材「パプリカ」
笠間市の学校給食では、笠間市飯合で栽培している斉藤 保之(やすゆき)さんのパプリカを使っています。斉藤さんのパプリカは、約1,200平方メートルと約1,800平方メートルの2つのハウスで栽培され、赤・黄・オレンジの色のパプリカがあります。2月から4月頃までの間に畑の整備と苗植えをし、5月下旬頃から実がなり始め、6月頃から収穫が始まります。7月には最盛期を向かえ、1トンから5トンものパプリカが採れます。1つの木を伸ばし続け、1月頃まで収穫できるそうです。甘くておいしいパプリカをたくさん栽培するには温度管理が大切で、暑い夏や寒い冬でもハウスの気温を常に一定に保たなくてはいけないところが大変だそうです。
茨城県には、笠間市の他にも鉾田市で栽培されている「パプ王」や神栖市で栽培されている「スイートカクテルペッパー」という品種があります。
パプリカは、カロテン(ビタミンA)やビタミンC、ビタミンEを豊富に含み、風邪の予防や疲労回復に効果があります。また、油との相性も良く、炒めたり、揚げたりすることで、栄養素を効率的に摂取することができます。
岩間地区は7月12日(水)・笠間地区は7月14日(金)・友部地区は7月20日(木)に、黒パン・牛乳・ささみフライ・パプリカサラダ・麦と野菜のコンソメスープ・オレンジシャーベット(友部地区のみ)を提供。子どもたちは、笠間産パプリカの入ったパプリカサラダを含め、おいしく食べました。
茨城をたべよう献立レシピ「パプリカサラダ」を紹介しますので、ぜひ、ご家庭でも試してみてください。
【材料・4人分】
パプリカ40グラム(5ミリメートル)薄切り・キャベツ100グラム(短冊切り)・きゅうり50グラム(小口切り)・砂糖3グラム(小さじ1)・食塩2グラム(小さじ3分の1)・酢10グラム(大さじ3分の2)・サラダ油4グラム(小さじ1)・胡椒(少々)
【作り方】
(1)パプリカ・キャベツ・きゅうりを切り、茹でて冷ましておく。(2)砂糖・食塩・酢・サラダ油・胡椒を混ぜてドレッシングを作る。(3)(1)の野菜を(2)でよく和える。
- 2023年7月18日
- 印刷する