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茨城をたべよう6月の食材「ニラ」

 ニラは、3000年以上もの長い歴史をもつ野菜です。東アジア原産で、中国やインド、ベトナムなどでは紀元前から栽培されていました。日本には弥生時代に中国から伝わりました。日本最古の歴史書である「古事記」や平安時代の「万葉集」にも記載があり、薬草として利用されてきました。野菜として全国各地で広く栽培されるようになったのは、戦後からです。
 ニラ特有の強い香りは、アリシンという成分によるものです。アリシンには、ビタミンB1の吸収を促す働きがあります。そのため、ビタミンB1を豊富に含む豚肉や豆腐などと一緒に食べると良いです。
 ニラは、主に県央地区で作られています。一年中栽培されていますが、特に4月から10月にかけて出荷量が多くなります。県内で最もニラの栽培が盛んな市町村は小美玉市です。露地やハウスなどで栽培されており、色鮮やかで葉幅が広く、肉厚なのが特徴です。その中で特に品質に優れたニラを厳選し、「美野里緑王(みのりりょくおう)」として出荷されています。
 今月は、茨城をたべよう献立として、岩間地区は6月23日(月)に、笠間地区は6月26日(木)に、友部地区は6月30日(月)に、ご飯・牛乳・いかガーリック竜田揚げ・ニラと春雨の中華炒め・肉団子スープを提供。子どもたちは、みんなおいしく食べました。
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