教育情報

  1. ホーム
  2. 教育情報
  3. 笠間市立学校における盗撮行為の防止に向けた対策について

笠間市立学校における盗撮行為の防止に向けた対策について

令和7年7月3日

笠間市立学校における盗撮行為の防止に向けた対策について

笠間市教育委員会 教育長 小沼 公道

 全国的に、学校内で児童生徒が盗撮の被害に遭う事案が増加する中、本市教育委員会では、児童生徒への性暴力を根絶し、市内小中義務教育学校に通学する子どもたちが盗撮行為の被害者とならないよう、安心・安全な学校づくりのため、現在実施している取組に加え、さらなる取組を実施いたします。

現在の取組

定期的、日常的な複数人での安全点検

・毎日行う校舎内の施錠確認等の見回り時に、不審物がないかの確認
・学校施設の複数人による安全点検

コンプライアンス意識を醸成する研修の実施

・職責や倫理観を自覚し、行動するための研修会の実施

定期的な個人面談等の実施

・児童生徒を対象とした定期的なアンケートや個人面談の実施

 更衣室や準備室の整理整頓

・更衣室や準備室など校内の整理整頓の実施

スマートフォン等の校内使用(教室持込)禁止

・教員個人所有のスマートフォン等は職員室等の指定場所以外での使用(教室持込)を禁止

新たな指示事項

 全国的に、教職員による盗撮行為が後を絶たない現状を受け、以下事項を市内小中義務教育学校に新たに指示しました。
・各学校のホームページ上に「盗撮防止のための対策」の公開
・校舎内に不審なカメラ等の設置がないかの一斉点検
・安全点検簿への新規項目(不審なカメラ等の設置がないか)の追加
・学校で使用している記録用カメラ等の使用方法の確認及び適切な管理方法の徹底
・学校行事等において、撮影・記録を行う場合における撮影担当者及び使用機材を明確化

今後の取組

・学校備品のカメラ以外での撮影禁止
・教職員が児童生徒と個人面談を行う際に密室状況を作らない
・個人面談実施時には、管理職に面談場所や時間等詳細を事前に報告し、許可を得る